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ダイエットで本当に考えるべきは「痩せたらどうなるか」ではない

ダイエットを始めるとき、多くの人はこう考えます。

「痩せたら綺麗になれる」

「痩せたら自信が持てる」

「痩せたら好きな服が着られる」

もちろんそれも大切です。

でも、人間は意外と「手に入るもの」よりも「失うもの」に強く反応します。

心理学ではこれを損失回避と呼びます。

得をする喜びより、失う痛みの方が大きく感じるということです。


では、もし今のまま何も変わらなかったらどうでしょう。

1年後。

体重は今と同じでしょうか。

おそらく多くの場合、少し増えています。

3年後はどうでしょう。

5年後はどうでしょう。

年齢とともに筋肉は減り、代謝は落ちていきます。

何もしなければ、現状維持ではなく少しずつ後退していく可能性が高いのです。


体重が増えるだけならまだいいかもしれません。

問題は健康です。

血圧。

血糖値。

脂質異常。

膝や腰の痛み。

睡眠の質。

疲れやすさ。

これらはある日突然悪くなるのではなく、少しずつ進行します。

そして気づいたときには、

「もっと早くやっておけばよかった」

となることが少なくありません。


私は理学療法士として病院で働いていた頃、多くの患者さんと関わりました。

その中で何度も聞いた言葉があります。

「健康が当たり前だと思っていた。」

歩けること。

好きなものを食べられること。

旅行に行けること。

仕事ができること。

家族と出かけられること。

実はこれらはすべて健康の上に成り立っています。

健康を失ったとき、人は初めてその価値に気づきます。


だからダイエットは、ただ体重を落とすためだけのものではありません。

未来の自分への投資です。

10kg痩せるためではなく、

10年後も元気に動けるため。

好きな服を着るためだけではなく、

好きな場所へ行ける身体でいるため。


もし今日何もしなかったら。

もし今の生活が5年続いたら。

もし健康を失ったら。

そんな「最悪の未来」を少しだけ想像してみてください。

不安になるためではありません。

今行動する理由を見つけるためです。

未来は突然変わりません。

でも、今日の選択は未来を変えます。

健康は失ってから価値に気づくもの。

だからこそ、失う前に守りたい。

それがダイエットや運動を続ける、本当の意味なのかもしれません。

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岐阜/各務原 身体の土台を整え、「変わりたい」を「変われた」へ導く専門家。理学療法士として培った知識をもとに、姿勢や動作、生活習慣までトータルでサポート。一人ひとりの身体と向き合い、内側から輝く美しさと自信を引き出します。

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