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昨今話題のマンジャロは魔法の薬なのか?

最近、「マンジャロで痩せた」という話を聞く機会が増えました。

SNSでは数ヶ月で大幅な減量に成功した投稿が並び、美容クリニックでもダイエット目的で紹介されるケースが増えています。

一方で、2026年6月5日、厚生労働省の上野厚生労働大臣は、マンジャロの適正使用について注意を呼びかけました。

報道によると、

「糖尿病の治療以外で使用した場合の安全性や有効性は確認されていない。思わぬ副作用につながる可能性も否定できず、適正な使用をお願いしたい」

とコメントしています。

このニュースを見て感じたのは、

「マンジャロは良い薬か悪い薬か」

という話ではなく、

「誰に必要で、誰には必要ないのか」

を考えることが大切だということです。

マンジャロはどうやって痩せるのか

マンジャロは2型糖尿病の治療薬です。

食欲に関係するホルモンの働きを利用し、

・お腹が空きにくくなる
・少量で満腹感を感じやすくなる
・胃の内容物がゆっくり排出される
・血糖値の急上昇を抑える

という作用があります。

つまり、

「脂肪を燃やす薬」

ではなく、

「食欲をコントロールする薬」

です。

結果として摂取カロリーが減り、体重が落ちていきます。

ダイエットが続かない人の多くは知識不足ではなく、食欲との戦いに苦しんでいます。

その意味では、マンジャロは非常に強力なサポートになり得ます。

必要な人

マンジャロが有効な人も確かにいます。

例えば、

・高度肥満がある
・糖尿病や糖尿病予備群がある
・高血圧や脂質異常症がある
・食欲のコントロールが極めて難しい
・体重を減らすことが健康改善に直結する

このような方です。

体重を落とすことで将来の病気のリスクを下げられるなら、医療の力を借りることは決して悪いことではありません。

むしろ積極的に検討する価値があります。

必要でない人

一方で、

・あと3kgだけ痩せたい
・夏までに少しお腹を引き締めたい
・標準体重なのにもっと細くなりたい

という場合はどうでしょうか。

もちろん本人の自由ですが、まず見直すべきは生活習慣かもしれません。

睡眠不足。

運動不足。

ストレス。

飲酒習慣。

間食のクセ。

こうした部分が原因で体重が増えているケースは少なくありません。

やめたらどうなるのか

実はここが最も重要です。

マンジャロをやめると、薬による食欲抑制効果もなくなります。

すると、

「またお腹が空く」

「食べられる量が戻る」

という状態になります。

当然、以前と同じ生活をしていれば体重も戻りやすくなります。

これはマンジャロが悪いわけではありません。

薬がなくなれば元の身体の状態に近づくのは自然なことです。

だからこそ、

マンジャロを打っている期間は

「痩せる期間」

ではなく

「習慣を作る期間」

として考える必要があります。

国が注意している本当の理由

今回、厚生労働省が注意喚起を行った背景には、

SNSでの過度な宣伝や個人間売買の広がりがあります。

上野厚生労働大臣は、

「マンジャロを個人間で売買することは違法」

と明言しています。

医薬品は効果があるからこそ副作用もあります。

吐き気、下痢、便秘、倦怠感などの副作用が出ることもありますし、体質によっては重い症状につながる可能性もあります。

だからこそ、本来は医師の管理のもとで使用されるべき薬です。

SNSの口コミだけで判断したり、個人売買で入手したりすることは避けるべきでしょう。

まとめ

私はマンジャロを否定するつもりはありません。

必要な人にとっては人生を変える可能性がある薬だと思います。

しかし、

「痩せる薬」

として安易に飛びつくものでもありません。

本当に大切なのは、

マンジャロを使うことではなく、

マンジャロがなくても維持できる生活習慣を作ることです。

薬はゴールではありません。

健康的な食事。

適度な運動。

十分な睡眠。

その土台があってこそ、本当の意味でのダイエット成功と言えるのではないでしょうか。

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岐阜/各務原 身体の土台を整え、「変わりたい」を「変われた」へ導く専門家。理学療法士として培った知識をもとに、姿勢や動作、生活習慣までトータルでサポート。一人ひとりの身体と向き合い、内側から輝く美しさと自信を引き出します。

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