毎日ランニングしようと思っているのに、続かないあなたへ
──三日坊主・習慣化・やる気の正体の話
「明日から毎日ランニングしよう。」
そう決めた夜は、なぜか前向きです。
ウェアを用意して、シューズを揃えて、
頭の中ではもう“理想の自分”が完成している。
でも現実はこう。
1日目、走る。
2日目、ちょっとしんどいけど走る。
3日目、雨。仕事も長引いた。
「今日はいいか。」
──そして、そのまま終わる。
いわゆる三日坊主。
でもこれは、意志が弱いからじゃありません。
三日坊主は「普通」。脳の仕組みの問題
人間の脳は、とても省エネです。
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きつい
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面倒
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今すぐ結果が出ない
こういう行動は、無意識に避けようとします。
ランニングは、
時間も体力も使うわりに、
すぐ体型が変わるわけでもない。
脳からすると、
コスパが悪い行動なんです。
だからサボる。
これは怠けではなく、正常な反応。
「3週間続けると習慣化する」は本当?
よく聞きますよね。
「3週間続ければ習慣になる」。
これは
半分ほんとで、半分誤解。
研究では、
運動のような負荷がある行動が習慣になるまで
平均66日(約2ヶ月) かかると言われています。
じゃあ、3週間は意味がないのかというと、
そんなことはありません。
3週間前後で起きるのは、
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やる前の面倒くささが少し減る
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生活の中で違和感が薄れる
-
やらない日が少し気持ち悪くなる
つまり、
習慣化の入口に立てる期間。
3週間はゴールじゃなく、
スタートラインです。
やる気が出てから動く、は一生来ない
ここで多くの人が勘違いします。
「やる気が出たら走ろう」
実はこれ、ほぼ来ません。
なぜなら、
やる気は行動の“原因”じゃなく、結果 だから。
行動すると脳内で、
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ドーパミン(やる気・快感)
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ノルアドレナリン(集中)
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セロトニン(安定)
こうした物質が分泌されます。
つまり、
❌ やる気 → 行動
⭕ 行動 → やる気
が正しい順番。
続く人がやっている、たった一つの工夫
続いている人は、
気合もモチベーションも頼っていません。
やっているのはこれだけ👇
「とにかく最初の30秒だけ動く」
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シューズを履く
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外に出る
-
1分だけ歩く
走らなくていい。
距離も時間も決めなくていい。
30秒動くと、脳は
「もう始まっている」と判断します。
すると不思議なことに、
「もう少しやるか」が出てくる。
出てこなくてもOK。
30秒やったなら、その日は成功です。
毎日じゃなくていい。完璧じゃなくていい
「毎日やらなきゃ」と思うほど、
できなかった日のダメージは大きくなります。
週2〜3回でもいい。
連続しなくていい。
習慣になっている人ほど、
休むのがうまい。
大事なのは、
完璧さじゃなく、
戻ってこられる仕組み。
習慣化の本当のサイン
習慣になった合図は、これです。
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やるかどうか迷わなくなる
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気合がいらなくなる
-
やらない日が落ち着かない
ここまで来たら勝ち。
期間は人それぞれ。
3週間の人もいれば、2ヶ月かかる人もいる。
でも共通しているのは、
ハードルを低くしていること。
最後に
ランニングは、
人生を一気に変える魔法じゃない。
でも、
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気分が少し前向きになる
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体が軽くなる
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自分を信じる感覚が戻ってくる
その小さな変化は、確実に積み上がります。
三日坊主でいい。
また四日目から始めればいい。
やる気は、待つものじゃない。作るもの。
今日は走らなくていいから、
とりあえず外に出てみましょう。
