低GI食品について、ちょっと考えてみる
ダイエットの話をしていると、
「低GI食品がいいって聞きました」
という言葉をよく耳にします。
たしかに、低GI食品は 太らない魔法の食べ物みたいに 扱われがちですが、
今日は少し落ち着いて、ちゃんと中身を見てみようと思います。
そもそもGI値ってなに?
GI値とは、
Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、
食後の血糖値の上がりやすさを数値で表したもの。
・GI値が高い → 血糖値が急上昇
・GI値が低い → 血糖値がゆるやかに上昇
血糖値が急に上がると、
それを下げるためにインスリンがたくさん出ます。
このインスリンが、脂肪を溜め込むスイッチにもなる。
だから
「血糖値を急に上げない=太りにくい」
という考え方が、低GI食品のベースにあります。
代表的な低GI食品
ここで、よく使いやすい低GI食品をまとめます。
主食系
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玄米
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雑穀米
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オートミール
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全粒粉パン
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そば(十割・二八など、うどんより低GI)
たんぱく質系
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鶏むね肉
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鶏ささみ
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卵
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豆腐
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納豆
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無糖ヨーグルト
※たんぱく質は、そもそもGI値が低め。
野菜・海藻
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ブロッコリー
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ほうれん草
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キャベツ
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トマト
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きのこ類
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わかめ・ひじき・もずく
間食・おやつ代わり
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ナッツ類(素焼き)
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高カカオチョコ(70%以上)
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りんご
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グレープフルーツ
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ベリー類
低GI食品=痩せる、ではない
ここで大事なポイント。
低GI食品を食べていれば、
自動的に痩せるわけではありません。
例えば
・玄米
・オートミール
・全粒粉パン
これらは低GIですが、
食べ過ぎれば普通にカロリーオーバー。
低GIは
「太りにくくするための工夫」
であって、
「食べ放題の免罪符」ではない。
この勘違い、かなり多いです。
低GI食品が活きる人・活きない人
低GI食品が特に活きやすいのは、
・間食がやめられない
・食後すぐに眠くなる
・甘いものを食べると止まらなくなる
こんな人。
血糖値の乱高下が起きやすい人ほど、
低GIを意識するメリットは大きい。
逆に、
食事量や生活リズムが整っていない状態で
「とりあえず低GIだけ意識」しても、
正直あまり変わりません。
まずは「置き換え」くらいでいい
いきなり完璧を目指さなくて大丈夫。
・白米 → 玄米・雑穀米を混ぜる
・ 菓子パン → おにぎり+卵・味噌汁
・ 甘いおやつ → ナッツやフルーツ
このくらいのゆるい置き換えでも、
体はちゃんと反応してくれます。
ダイエットって、
劇的なことより
続くことのほうが、圧倒的に強い。
最後に
低GI食品は、
ダイエットの「主役」ではなく、
うまく使うと助けてくれる脇役。
食べ方、量、生活習慣。
それらが揃って、はじめて意味を持ちます。
もし
「何を選べばいいかわからない」
「低GIを意識してるのに変わらない」
そんなときは、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
今日の一食から、ゆるく始めていきましょう。
