健康と体力は、生まれつきではなく「積み重ね」で決まる
「健康って、結局は自己管理でしょ?」
「体力がないのは、運動してこなかった自己責任」
──昔は、たしかにそう言われていました。
でも今は、少し事情が違います。
健康や体力は、努力できるかどうか 以前の問題になりつつある。
それが
健康格差・体力格差 という話です。
体力は、年齢とともに平等に落ちない
人は年を取れば、誰でも体力が落ちます。
これは事実。
ただし──
落ち方は、人によって全然ちがう。
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70代でもスタスタ歩ける人
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60代で階段がつらい人
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50代で腰や膝の痛みが日常になっている人
この差は、才能でも遺伝でもありません。
ほとんどの場合、
「これまで、どんな生活をしてきたか」
その積み重ねです。
健康格差は「病気の差」ではない
健康格差というと、
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病気になる人
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ならない人
みたいな話を想像しがちですが、
もっとリアルで、もっと残酷です。
たとえば──
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疲れやすい
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回復が遅い
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痛みが出やすい
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風邪をひきやすい
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気力が続かない
こうした「日常のしんどさ」の差。
これが積み重なると、
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仕事のパフォーマンス
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収入
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行動範囲
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人との関わり
にまで影響が出てきます。
つまり
体力格差=人生の選択肢の差
になっていく。
なぜ、体力格差が広がるのか?
理由はシンプルです。
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運動する人は、さらに動ける
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動けるから、さらに運動できる
逆に、
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体がしんどい
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動くのが億劫
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さらに体力が落ちる
という負のループに入る人もいる。
怖いのは、
この差が30代・40代から静かに始まっていること。
自覚がないまま、
「気づいたら、かなり差がついていた」
というパターンが本当に多い。
運動は、未来の自分への社会保障
ここで大事な話をします。
運動って、
「痩せるため」
「見た目のため」
だけじゃありません。
本質は、
将来の医療費・介護リスクを下げる
自分で動ける時間を延ばす
人に頼らず生きられる期間を増やす
ためのもの。
言い換えると、
運動は、未来の自分に払う社会保障です。
体力は、何歳からでも取り戻せる
ここで救いのある話を。
体力は、
20代でなくても
30代でなくても
40代・50代からでも
ちゃんと取り戻せます。
しかも、
いきなりハードな運動は必要ありません。
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歩く
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立つ
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座る
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しゃがむ
この「当たり前」を
少しだけ鍛え直すだけでいい。
体は、
思っている以上に素直です。
健康格差を広げないために、今できること
完璧を目指す必要はありません。
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週1回でも体を動かす
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エレベーターを階段に変える
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「疲れたら休む」ではなく「動いて回復する」
これだけでも、
未来の自分は確実に変わります。
健康は、
失ってから気づくものじゃない。
余裕がある今だからこそ、守れる資産です。
まとめ
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健康格差・体力格差は、静かに進行する
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差がつくのは、病気より「日常のしんどさ」
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運動は、見た目より人生の選択肢を増やすもの
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体力は、何歳からでも取り戻せる
そして最後に。
「運動する余裕がある人」ほど、
実は運動を後回しにしがちです。
でも、
その余裕は、永遠じゃない。
──だからこそ、今。
