痩せるには食べろ?減らせ?
昨日のブログの続きになりますが、
──この矛盾、整理していきましょう
痩せたければ
「カロリー収支をマイナスにしろ」
でも次の瞬間には
「食事量を減らしすぎると代謝が落ちるから、もっと食べなさい」
……で、思う。
どっち信じたらいいん⁉︎
これ、ダイエットやったことある人なら
一回は頭の中でツッコんでるはず。
今日はこの
「じゃあ結局、痩せるための最適な食事量って?」
このモヤモヤを、ちゃんとほどきます。
カロリー収支理論は、間違ってない。でも足りない。
まず前提として。
摂取カロリー < 消費カロリー
この状態を作らないと、体重は落ちません。
これは事実。
食事量を減らせば
体重は基本、下に向かう。
ここまでは合ってる。
ただし。
それだけでうまくいくほど、人の体は単純じゃない。
計算通りに痩せない理由
食事を記録して
運動量を計算して
「理論上はマイナスです」
それでも痩せない人、めちゃくちゃ多い。
なぜか。
理由は一つで、
体の中で起きてるカロリー収支 を見てないから。
数字上のカロリーと
体がどう反応してるかは
必ずしも一致しません。
そこで出てくるのが、
みんな大好き(で、だいたい誤解されてる)
代謝です。
食事量を減らす=代謝も下がる
これはもう、原理原則。
食事量が減る
↓
体は「エネルギー足りんやん」と判断する
↓
省エネモードに入る
↓
代謝が下がる
つまり、
食事量を減らせば減らすほど、代謝も一緒に落ちる
これが現実。
だから多くの人が、
-
これ以上減らせない
-
減らしても体重が動かない
-
常にしんどい
-
食欲が乱れる
このゾーンに突っ込みます。
「じゃあ食べたら太るやん」問題
ここでトレーナーは言う。
「代謝を上げるために、食事量を増やしましょう」
こう思いますよね。
いやいや
せっかく頑張って痩せたのに
ここで食べたら戻るやん
この感覚、正常です。
で、ここがズレる。
多くのダイエット指導は
減らす か 増やす の二択しかない。
でも本当は、
狙う場所はそこじゃない。
本当に入りたいゾーン
みんなが入りたいのはこれ。
ある程度食べられて、代謝が高い状態で痩せていく
ここ。
でも、ここは
一直線では行けません。
答えは「ジグザグ」
やることはシンプル。
-
食事量を少し増やす(代謝を上げる)
-
PFCを整える(ここサボると失敗)
-
体重が安定したら、少しだけ減らす
-
また少し戻す
これを
ジグザグしながら右下に進む
これが、現実的なルート。
食べながら痩せる人がいる理由
「食事量を増やしたのに体重が落ちた」
これ、実際にあります。
ただし。
全員がそうなるわけじゃない。
過去の食事制限
リバウンド歴
体調
ホルモン
栄養状態
条件次第で反応は変わる。
だから
「人による」
これは逃げじゃなくて事実。
危険なのは、食事量が少なすぎる場所
ここ、かなり大事。
食事量が極端に少ないゾーンって、
体にとっては命の危機。
だから体は
全力で抵抗してくる。
太ろうとする
溜め込もうとする
落ちにくくする
-
過度な食事制限
-
リバウンドの繰り返し
これで、どんどん強くなる。
結果、
-
昔より痩せにくい
-
同じことしても落ちない
-
少食なのに太りやすい
この状態に入る。
もう詰んでる人はどうする?
答えはシンプルで、しんどい。
一旦、食事量を増やす。しかない。
怖い。
でも避け続けたら、一生変わらない。
ちゃんと栄養を入れて
「もう飢餓じゃないよ」って
体に教える。
そうすると、
この身体の危険信号は少しずつ弱まる。
座標を組み替える
一番痩せてた過去の自分。
あれを基準にしない。
あれは、もう終わった座標。
今の体に合わせて
スタートラインを組み替える。
代謝が高い状態から
またジグザグで下げていく。
これが、一番ストレスが少ない。
まとめ
-
食事量を減らせば痩せる、は事実
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でも減らしすぎると代謝は落ちる
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代謝を上げるには、食事量を増やすしかない
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一気にやらない。少しずつ
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PFCは絶対に無視しない
-
比べるのは過去の自分じゃなく、昨日の自分
ダイエットは
我慢大会でも
精神論でもない。
体の仕組みを理解して、無理せず前に進む作業です。
