-ダイエット-「これ、いつまで続けるの?」
ダイエットが不安になる瞬間について
ダイエットを始めてしばらくすると、
ふとこんな疑問が浮かびます。
「これ、いつまで続けるの?」
誰かに聞くほどでもないけど、
心の中ではずっと引っかかっている言葉。
実はこれ、かなり大事な感覚です。
一生やらなきゃいけないの?
食事を気にして、
間食を我慢して、
運動の予定を入れて。
「痩せるために、一生これをやるの?」
そう思った瞬間、
ダイエットが急に重たく感じる。
でも結論から言うと、
一生同じことを続ける必要はありません。
ダイエットは、
ずっと同じ強度で頑張り続けるものではないからです。
ダイエットには「役割の違う時期」がある
ダイエットは大きく分けると、
いくつかの段階に分かれます。
① 体重を落とす時期
少しだけ食事や運動を意識して、
体を変えるためのきっかけを作る時期。
② 体と生活が慣れる時期
新しい食事量や動き方が、
「特別」から「普通」に変わっていく。
③ 体重を保つ時期
無理をしなくても、
大きく戻らない状態ができてくる。
最初の頑張りを、
ずっと続ける人はいません。
「やめたら戻る?」という不安について
これは、かなり正直な疑問です。
答えはひとつではなくて、
やり方次第です。
短期間で一気に落としたり、
我慢だけで乗り切ったダイエットは、
終わった瞬間に元に戻りやすい。
一方で、
-
食べ方を少し知った
-
体の使い方を覚えた
-
続けられる範囲で運動した
こうした積み重ねは、
「戻りにくい体」を作ります。
目指したいのは「一生ダイエット」じゃない
本当のゴールは、
一生ダイエットを続けることではありません。
一生、ダイエットに振り回されないこと。
・食べすぎたら自然に調整できる
・太りにくい生活の感覚がある
・体重の増減に一喜一憂しない
これができるようになると、
ダイエットは特別なイベントではなくなります。
不安になるのは、ちゃんと向き合っている証拠
「いつまで続けるんだろう」と思うのは、
いい加減にやっているからじゃない。
ちゃんと考えて、
ちゃんと向き合っているから出てくる疑問です。
だから、その不安は
悪いものじゃありません。
ずっと頑張らなくていい
ダイエットは、
ずっと全力で頑張るものじゃない。
少し整えて、
少し覚えて、
あとは普通に暮らす。
それくらいが、
いちばん長く続きます。
