「食べすぎちゃう…」をなくす忘年会の立ち回り術
12月になると、街も人も、どこか浮かれモードになる。
普段は食事に気をつけている人でも、
外の空気につられて気持ちがふっと緩む。
クライアントさんからもよく聞く。
「…忘年会あるんで、絶対食べちゃいます…(笑)」
その(笑)の中には、
少しの後ろめたさと、
ほんのり嬉しい気持ちが混ざっている。
だって、1年間頑張ってきた自分へのご褒美だ。
仲のいい同僚との乾杯も、
おいしいごはんを囲む時間も、
全部ちゃんと大切なイベント。
だけど同時に、
「楽しみたいけど体型は崩したくない…」
「次の日の後悔はイヤ…」
そんな気持ちも混ざっている。
だから今日は、
楽しむ気持ちを邪魔しないまま 暴飲暴食だけをそっと抑える方法をまとめてみる。
ここに書くのは、意志の強さじゃなく
仕組みで守るためのコツです。
■ ① 「食べちゃう未来」を責めない
実はここが一番大事。
忘年会で食べるのって、
「弱さ」ではなく
一年頑張った自分のガス抜きみたいなもの。
「今日の私は楽しむ日だ」
と自分で認めてあげるだけで、
後半の暴走が自然と減る。
罪悪感がある人ほど、逆に食べすぎる
これは心理学的にも本当。
自分を許すことは、暴飲暴食の第一予防。
■ ② 始まる前に「ひと口だけなにか食べておく」
コンビニの
・ゆで卵
・ヨーグルト
・チーズひとかけ
・ナッツ少し
なんでもいい。
お腹をガチ空きにしないだけで、
最初の勢い食い が驚くほど減る。
これは意志じゃなくて、ただの仕組み。
■ ③ 最初の20分だけ、ちょっと丁寧に食べる
最初の皿が“全てを決める”。
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サラダ
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刺身
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焼き鳥(塩)
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豆腐
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ローストビーフ
この辺を先に口に入れておくと、
そのあとの料理にもゆっくり向き合える。
別に我慢じゃない。
ただ順番を整えるだけ。
■ ④ 「揚げ物はゼロにしない」ルール
これ、ものすごく優しいルール。
「絶対食べない」は反動が来る。
だから
一つだけならOK
に設定しておく。
小さな満足があると、人は暴走しない。
■ ⑤ お酒の飲み方を軽く決めておく
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一杯飲んだら水を一杯
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ビールは最初だけ
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甘いカクテルは控えめ
このくらいのゆるい縛りでいい。
細かいルールより、守れるルールが正義。
■ ⑥ 帰ったら「リセット」で締める
忘年会は楽しんでいい。
ただ、その日のうちに軽く整えるだけで未来が変わる。
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コップ一杯の水
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軽いストレッチ
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湯船に5分つかる
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翌朝は胃にやさしいものから
これで翌日の浮腫みや罪悪感がほぼ消える。
■ 最後に
忘年会の食べすぎは問題じゃない。
むしろ、それだけ頑張ってきた証拠だと思う。
大切なのは、
楽しみながら、自分の体も大事にするための習慣をひとつだけ持つこと。
クライアントさんが
「楽しみだけど、ちゃんと抑えられるかな…」
って言うとき、
僕はいつもこう返す。
「大丈夫、楽しんでください。そのうえで、ちょっとだけコツを使いましょう。」
それだけで十分。
今年もよく頑張った自分に、やさしい忘年会を。
