気づけば全部Apple。── 形から入るって、実は正しい。
ふと机の上を見たら、ほとんど黒かシルバーで統一されていた。
パソコン、時計、スマホ、イヤホン、ヘッドホン、タブレット、そしてペンシル。
すべてApple。
「好きなんですね」と言われたら、正直にうなずくしかない。
でも僕の場合、機能性が最高だからというより、
まずデザインに惚れるタイプだ。
シンプルで無駄のないライン。
触れたときの質感。
画面を開いたときのあの静かな高揚感。
性能がどうこうの前に、
「使いたくなるものを持ちたい」
という欲求が強い。
それが、僕にとってはAppleだった。
■ デザイン優先で選んでしまう理由
人は環境の影響を受けると言われるけれど、それは道具も同じ。
雑然としたものを使うと気持ちも雑になるし、
お気に入りのものを持つと、自然と丁寧になる。
たとえば Apple Watch。
初めてつけたとき、
「なんか仕事できる人みたいじゃん…」
と、ちょっと背伸びした自分がいた。
AirPods を耳に入れた瞬間にスイッチが入る。
MacBook を開いたら よし、書こう と思える。
不思議だけど、
好きなデザインのガジェットは、行動の質を上げてくれる。
これって、ダイエットも同じで。
お気に入りのウェアを着たほうがやる気が出るし、
新しいシューズを買ったらジムに行きたくなる。
形から入るって、実は理にかなっている。
■ Apple製品がくれる「生活のテンション」
僕は仕事柄、文章を書くことも、カウンセリングも、企画も全部バラバラ。
でも、どの作業にも一定のリズムが必要だ。
・MacBookで書くときは、集中モード
・iPadとPencilは、頭の中の整理モード
・iPhoneは、アイデアのメモ
・Apple Watchは、1日のリズム管理
・AirPodsは、移動中の学び時間
・AirPods Maxはトレーニングや映画の没入時間
正直、全部がなくても生きていけるものだ。
でも、全部があることで、
「気持ちよく生きられる」
ようになっている。
僕にとって Apple 製品はライフスタイルそのもので、
自分を整えるための空気みたいな存在なんだと思う。
■ デザインに惚れる生き方でいい
僕はずっと、
「機能性で選べないなんて浅いかな…」
と思っていた時期がある。
でも今は、はっきり言える。
デザインで選んでいい。
好きで選んでいい。
テンションが上がるものを持つことは、
人生のパフォーマンスを確実に上げてくれる。
Apple製品って、不思議な余白がある。
「もっといい自分になれそうな気がする」
そんな錯覚をくれる。
その錯覚が、実は一番大事だったりする。
僕が Apple を選び続ける理由は、
機能よりデザインを優先する生き方の象徴なのかもしれない。
