おすすめ著書 「7つの習慣」が教えてくれた、人生とダイエットが変わる原理原則
■ はじめに
本を読んでいると、たまに人生の操作方法を発見したような感覚になることがあります。
『7つの習慣』はまさにその1冊でした。
ダイエットも、仕事も、人間関係も──「原理原則」を外すと、全部が空回りする。
でも原理原則に沿えば、驚くほど自然に成果が積み上がっていく。
今日は、僕が読んでこれは現場で活かせると思った3つの学びを紹介します。
■ 学び① 主体性を発揮する – 反応する人から選ぶ人へ
「ストレスで食べてしまった」
「忙しくて運動できなかった」
これらは反応的行動です。
でも『7つの習慣』はこう教えてくれます。
人は刺激ではなく選択によって行動している。
選択には、自分の意志がある。
僕たちはいつも「選んでいる」のに、つい選ばされていると思い込んでしまう。
ダイエットに置き換えると──
✔ 今日お菓子を食べるかどうか
✔ 帰宅後5分だけストレッチするかどうか
✔ 朝の10分を散歩に使うかどうか
全部、選べる。
現場のクライアントさんでも
「自分で選んでるんだ」と気づいた瞬間、行動が一気に変わる人は多いです。
■ 学び② 終わりを思い描く – 理想の未来から逆算する力
『7つの習慣』で最も好きな言葉がこれです。
「第二の誕生日」──自分の葬儀で何と言われたいか?
ダイエット指導でも同じで、
「痩せたらどうなりたい?」という質問は、単なる願望ではなく、
人生の方向性を決めるスイッチなんです。
たとえば、
・健康で長生きしたい
・キレイに年齢を重ねたい
・子どもの運動会を本気で走りたい
・好きな服が似合う体型でいたい
ここが明確になると、行動は一気にシンプルになる。
今日食べるもの や 今日やる運動は、
未来の自分に近づくか、遠ざかるか、ただそれだけ。
これを理解すると、迷いが減るんです。
■ 学び③ 最優先事項を優先する – 本当に大事なものはいつも静か
第3の習慣は、「時間管理ではなく自己管理」という話。
やるべきことは大体みんなわかっているけれど、
なぜか後回しになる。
ダイエットでいうと、
・ストレッチ
・買い置きの野菜調理
・軽い運動
・睡眠の確保
全部 急ぎじゃないけど、めちゃくちゃ大事なこと。
『7つの習慣』ではこの領域を
「第Ⅱ領域」 と呼びます。
そして成功者はみんな
第Ⅱ領域を習慣化している。
だからこそ僕の指導でも、
「毎日1分」「週2回だけ」といった、
小さくて続く行動を必ず提案しています。
小さい行動が、大きい未来をつくる。
これが原理原則です。
■ まとめ:7つの習慣は“自分との対話の教科書”
読んでいて強く思ったのは、
『7つの習慣』はダイエット本でもビジネス本でもなく、
“生き方を整える本” だということ。
人は自分の言葉で自分を動かします。
だからこそ、
主体性・未来のイメージ・大切なことの優先順位
この3つが揃うだけで、人は驚くほど変わる。
ダイエットも人生も同じです。
